こんにちは。心斎橋の美容室stellavita、オーナーの小島です。
最近よく聞くのが、「スキバサミは使わないでください」っていうご要望。
中には、過去の経験から「スキバサミ=悪いもの」という印象を持たれている方も少なくありません。
でも僕は、スキバサミが悪いんじゃなくて、使い方次第だと思っています。
たとえば、
- どこに入れるか
- どれくらいの量を取るか
- 髪質やデザインに合わせた調整
これらを理解して、理論的に扱えば、むしろスキバサミが良い結果を出すこともあるんです。
実際、うちにも「スキバサミ嫌です」とおっしゃるお客様が来られます。
でも、僕が「どんな理論で、どこにどう入れるのか」を丁寧にお伝えしたら、
「じゃあそれなら任せてみようかな」って、心を開いてくれる方も多いです。
中には、図を描いて説明することもあります。
一方で、「理屈より感覚」って方もいらっしゃいますけど、
その場合でもちゃんとお互いのイメージをすり合わせるようにしています。
結果として、
「今までスキバサミは苦手だったけど、今日はまとまりが良かった」
「悪いものだと思ってたけど、印象が変わった」
そんな風に言ってもらえると、本当に嬉しいんです。
つまり、大切なのは道具そのものじゃなくて、“どう使うか”と“どう伝えるか”。
スキバサミが嫌だった方こそ、もう一度向き合ってみてもいいかもしれません。
大事なのは、「あなたにとって本当に心地よい髪型」とどう出会うか、なんです。