こんにちは、小島です。
今日はちょっと真面目なお話を。
最近、価格設定についてあらためて考えるきっかけがありました。
■ 東北と関東、価格差の現実
YouTubeにて以下のようなコメントをいただきました
「東北に住んでるんですけど、担当の美容師さんが関東と比べると単価が低いからもっと上げていきたい、だから指名料と言う形でプラスで料金もらうことにするって話きいて僕は美容室変えました!
今回のようにヘッドスパとかついて料金上がるなら納得はできますよね!
単純に髪切るだけで月に8,000円弱かかるとなると高いとしか言えませんけど美容に注力している人からすると全然ありだと思います!」
もちろん、薬剤費も高騰してるし、原価の話でいえばパン屋さんだって、小麦粉が上がれば値上げするのは当たり前。
だから美容室だけ「値上げ=悪」っていう風潮は、違うと思うんです。

■ お客さまの「応援してるよ」に救われた
つい最近ご来店いただいたお客さまに、こんなことを言われたんです。
「もうちょっと料金、取ってもいいんじゃない?」って。
いや〜…正直めちゃくちゃ嬉しかったです。
そう言ってくださるってことは、自分の価値や仕事を認めてくれてるってことじゃないですか。
もちろん「じゃあすぐに値上げします!」っていう話ではありません。
でも、そうやって背中を押してくださるお客さまがいるってことに、本当に感謝ですし、やっぱりそういう信頼関係って大切だなって思うんです。
■ 料金以上の「体験価値」を届けたい
僕自身、まわりよりも少し高めに料金を設定していますが、それはたとえば「ヘッドスパがついてる」とか、「その人のためだけのご提案ができる」といった価値を感じてもらえるからこそ
髪を切るだけじゃない、“何か”を持ち帰ってもらえるような体験。
そういう価値に対して、料金を感じてほしいんですよね。
■ 最終的には「小島和希」かどうか
僕が大事にしてるのは、技術料というよりも、「小島和希にお願いしたい」と思ってもらえるかどうか。
価格以上の価値を感じてもらえるように、日々努力してます。
料金設定って本当に難しい問題だけど、でも僕は、いつだって「この人に任せたい」と思ってもらえる美容師でいたいです。