パーマがパサついて見える原因は?美容師が教える“質感重視”のスタイリング術

こんにちは。心斎橋の美容室stellavita、オーナーの小島です。

今回は、パーマスタイルのスタイリングで大切にしていることをお話しします。

動画47:03~より
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■ パーマは乾くとパサつきがち

パーマヘアって、しっかりスタイリングしないとパサパサに見えることが多いですよね。
僕は特に「毛先の質感」に気をつけていて、
スタイリング前にはミルクタイプの保湿剤を全体に、特に毛先中心にしっかり入れます。

■ 乾かし方とスタイリング剤の使い方

パーマやクセ毛の方は「半乾きの状態でセットする」という人も多いですが、
頭皮はしっかり乾かすのが大事。

理由は明確で、
✔ 汗で臭いが出やすくなる
✔ かゆみやフケの原因になる
だからです。

■ 質感は“リッジ”と“面”で決まる

ミルクを入れて軽く乾かした後、
ムースをつけてリッジ感(カールの輪郭)を出すようにしています。
でも、ムースをそのまま放置すると毛束がバラけてパサついて見えることもあるので、
コームで表面を軽く整えるのがおすすめです。

■ 意外と見落とされがちな「襟足」と「顔まわり」

よく街中で見かけるのが、
「トップはバッチリなのに襟足はボサッ」
「顔まわりは丁寧なのにサイドに何もついてない」
そんな仕上がり。もったいないですよね。

スタイリング剤は“全体にまんべんなく”つけることが大事。
そうすることで、パーマ特有の“いい感じのまとまり感”が出てくるんです。

■ まとめ:目指すのは“自然な艶とリッジの統一感”

パーマはボリュームを出すためだけのものじゃない。
質感・まとまり・ツヤ感を演出できるかがポイントです。

パサパサに見えず、でもボテっともしない。
その絶妙なバランスを整えるのが、僕たち美容師の仕事だと思っています。

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